税務署から電話があったら

税務調査の始まりは、税務署から「〇〇税務署ですが、来週、税務調査にうかがいたいのですが・・・」と電話がかかって来るところから始まります。 現金商売の方や脱税が多い業種の場合は「現況調査」といって、予告なしに税務署が訪ねてくる場合もありますが、多くの場合は電話が掛かってきますので、慌てずに下記内容をメモしてください。
  1. 税務調査の日時と予定日数
  2. 調査官の名前と所属部署、予定人数
  3. 調査の理由と目的
  4. 調査対象期間及び調査項目
  5. 税務調査が行われる場所
その上で、「税理士と相談してから返事をします」と答えましょう。 くれぐれも税理士のいない状態で税務調査を進めないでください ただ、個人事業主の方や小規模企業の方の場合は、まだ税理士がいないという方の多いかと思いますので、その際は「税理士法人コンパス」まで急ぎご連絡下さい。 税務署に電話をして日程調整や変更から当日の税務調査立会いまで、責任を持って対応させていただきます。

税務調査までの事前準備

一般的には、税務調査は連絡があってから、10日~2週間程度の日数があります。 そのため、この期間を有効に活用し、税理士と連絡をとりながら、この期間に出来るだけ準備を進めましょう。 尚、税務調査では、過去3期分に亘って調査を行うのが一般的ですので、3期分についての資料その他が整備されていない場合や、処理が不十分な場合はすべてを整理しておきたいところです。このあたりも、是非「税理士法人コンパス」にご相談下さい。 また、書類以外にも、税務調査前には整えておいた方が良いものがありますので、以下に整理しておきます。
項目その時のポイント
現金出納帳や総勘定元帳などの帳簿類現金出納帳・当座預金帳・普通預金帳・小切手帳・総勘定元帳など
売上に関する書類納品書・請求書・契約書控えや得意先からの支払明細書・集金時の領収書控えなど
仕入に関する書類納品書・請求書・外注費の補助元帳・発注書の控え・支払明細書など
人件費に関する書類給与台帳・タイムカード・出勤簿・給与明細書・年末調整用の源泉徴収簿
社内やデスク・金庫の整理デスク周りやカレンダーへの書きこみ、メモ書き、PCの中等

事前連絡がなく税務調査官が来てしまった場合

先程、「税務署から事前連絡があるのが一般的」である旨をお伝えしましたが、必ずしもそうではなく、事前連絡なしに税務調査官が訪ねてくる場合があります。これを、現況調査・特別調査等と言います。 もし、突然、税務調査官が訪ねて来ましたら、慌てず下記の手順で対応をして下さい。 まず以下の内容について確認をしましょう。
  1. 調査官の人数と身分証明書で氏名を確認する
  2. すぐに税理士に連絡をとり、税理士到着まで待ってもらう
    (ポイントは、できるだけ中に入れず、玄関の前で待ってもらいましょう)

その際の基本スタンス

税務調査は「調査官が到着直後から既に始まっている」ことを認識し、以下の対応をお願いします。
  1. 基本的には調査に協力的な態度をとる
  2. 調査官との雑談にはなるべく応じない
  3. 余計なことは話さない
  4. 曖昧なことはその場で即答せず、調べてから答える
以上が、税務署から税務調査の連絡があった場合、もしくは突然訪ねて来た場合の対応です。 いずれにしましても、「税理士法人コンパス」にまずはご連絡いただき、税務署との対応や日程変更など、お任せいただくのが最良かと思います。 私どもにお任せいただければ安心ですので、是非、慌てずにお願いいたします。
決算申告・税務調査・法人化でお悩みのみなさまへ、税理士法人コンパスへまずはお電話ください。フリーダイヤル0120837870 無料相談受付中

 

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